お辞儀 町たんけん

前日の天気予報は、雨。傘をさしての町たんけんは、不安だなと心配でした。

そんな中、2年生:町たんけん当日の朝を迎えましたが、雨は降っていませんでした。

2年生と私たちサポーター、みんなの願いがかなったね。

参加してくれたサポーターは8人、本日のお手伝いは、9つのコースに分かれて子どもたちの引率です。

『何か困ったことが起きたら、必ずサポーターに助けを求めてね。大丈夫だよ。安心していってらっしゃい。』と、先生が子どもたちに話しをするのを聞いて、責任の重さを再確認し、気が引き締まりました。

3人のグループが1組~3組合わせて3つ、合計9人の子どもたちと一緒に目的地を目指しました。

目的地は、警察署、消防署、お富ちゃんの家、岡重、大塚水産、市役所、扇屋、富岡駅、よろずやの9か所です。

子どもたちはそれぞれの場所で、見学をして、質問に答えてもらってメモを取って、11時15分までに学校に帰る予定です。

私の担当は市役所でした。

市役所では、担当の職員さんたちが庁舎を案内してくださいました。庁舎内のいろいろなところで立ち止まり、丁寧に説明をしてくれました。

市庁舎の壁に触れたことがありますか?(私は本日初めて触りました)凸凹があり、細い棒状のものがくっついています。

これは、きびそという、蚕が最初に吐き出す糸で、蚕を守るためにとても固く保湿力が高い特徴がある。建築家の隈研吾さんのアイデアで壁紙に利用した、世界で唯一の壁紙だそうです。

 『キーワードは、きびそ、だね。』

子どもたちは一生懸命メモを取っていました。

 庁舎内を見学をした後、会議室で子どもたちが用意した質問に職員の方々が答えてくれました。

『市役所は何人の人が働いていますか?』

『市役所を立てたのは誰ですか?』

『一番大変な仕事は何ですか?』

次々と質問が続きました。

3人で声を合わせて質問するグループ、一人ひとり手をあげて質問するグループ、恥ずかしかったかな?なかなか質問できないクループなどさまざまでしたが、みんなたくさん質問できてカッコ良かったですよ。

最後には、職員の方々に元気よくお礼を言って、さようならの挨拶をして帰りました。

外に出ると、雨がぽつりぽつりと降ってきて、少し急ぎ足で学校に戻りました。

他のコースは、いかがでしたか?

時間が余ったので、子どもたちを率いて、街中を探索してくださったサポーターもいました。

「臨機応変に対応していただき、助かりました」と、担任の先生方に喜んでいただきました。

サポーターのみなさん、ありがとうございました。

そして、子どもたちが歩く道のりを見守ってくださった地域のみなさん、ありがとうございました。