R2 できごと
もっと知ってほしい
「吃音」については、情報と知識が大事だと思います。是非正しい情報や知識を得てほしいと思います。
そこで、吃音がテーマのテレビドラマと、九州大学の菊池良和先生が吃音について発信するインターネットのサイトについてお知らせいたします。
1 テレビドラマ「きよしこ」
今週末に放送されます。
放送予定:3月20日(土)21:00〜 NHK総合
原 作 :重松 清『きよしこ』
番組について:思っていることを上手に話すことができず、ひとりぼっちだった少年は、様々な人と出会うなか「伝えること」を諦めない大人に成長していく....。
番組ホームページ:https://www.nhk.jp/p/ts/MK9M5ZRK7G/
2 菊地良和/吃音のある医師
先日、オンライン配信についてお知らせした九州大学の医師 菊池良和先生が、インターネット上の「note」という情報発信のサイトを利用して、吃音に関係する話を毎日のように掲載しています。
これまでのツイッターに比べ、まとまった内容が書かれています。
短時間で読み切れる分量で、広告もないので、とても読みやすいです。
掲載ページ:https://note.com/kiku618
ミニグループ学習
1月15日、22日、28日の3週にわたって、「きつ音ミニグループ学習」を行いました。例年では、年3,4回を計画し、大人数で行っていましたが、今年度は、コロナウィルス感染防止のため、回数を1回にとどめ、グループも3,4人の少人数で行いました。
どのグループも、まずは「しつもんくじ」を引いて、簡単な自己紹介をしました。初めて顔を合わせる友達もいて、緊張気味の子もいましたが、どの子もしっかり自己紹介ができました。
自己紹介の後は、低学年のグループでは、カードゲームを中心に楽しくレクレーションをしました。とても盛り上がり、賑やかに楽しく交流できました。高学年のグループでは、吃音に関するクイズを行い、吃音についての理解を広げました。また、「こんなときはどうするか。」について考え、吃音症状とどう向き合っていくかについても意見を交わしました。
このグループ学習には、保護者の方も参加しました。子どもたちが、レクレーションを楽しんでいる間に、別の部屋で座談会を行いました。吃音についての悩みや思っていることなど、気兼ねなく話し合うことができました。また、高学年の保護者のグループからは、「中学校へ行っても、通級したい。」という意見が多数寄せられました。話は尽きることなく、45分間では、足りないぐらいでした。
子どもたちや保護者の様子からこのグループ学習の意義や必要性を強く感じました。今年度は、コロナの影響で開催するかどうか迷いました。1回のみの開催でしたが、学習会を開くことができてとてもよかったと思います。
来年度もコロナの影響を少なからず受けると思いますが、学習会を続けることが大切だと思いました。
吃音の番組紹介
寒さが本格的になってきましたが、かぜなど引いていませんか。言語教室に通級してくる子どもたちは、みな元気いっぱいです。中には、半袖で来る子もいます。体調を崩さないようあたたかくしてお過ごしください。
さて、吃音についての番組が放送されたり、様々なエッセーや記事がホームページで紹介されたりしています。是非、ご覧いただき、吃音について理解を深めていただきたいと思います。
1 NHK Eテレ「ハートネットTV」
12月16日(水)20:00〜20:30
「#隣のアライさん」プロジェクトの第5回として、ハートネットTVで、
きつ音について取り上げる予定だそうです。
番組ホームページで、周囲との関係を中心とした体験を、吃音の当事者
から募集しています。
12月4日現在、本人や母親から49件の投稿が掲載されていました。
放送まで(放送後も)、たくさん投稿があると思います。
2 NHK TV放送
【放送】2021年3月20日(土)
総合 よる9時から10時13分(単発)
【原作】重松清『きよしこ』
重松清さん原作『きよしこ』がNHKでドラマ化されます。
3 いじめや就活で悩み…吃音ある97人の道のり「社会を変えたい」
西日本新聞 くらし面 2020/12/4
吃音がある人たちの体験談集「きつねびより」を発刊した原真琴さんについての 記事です。九州大学の菊池良和先生のコメントも掲載されています。
4 からかい乗り越え…高1で吃音告白、周囲が変わった
言語聴覚士を目指す大学生の記事です。
5 吃音者であり、セラピストである 言語聴覚士/臨床心理士 南めぐみさん
子どもの頃から現在に至るまでを、インタビューを元にまとめてあります。
ことばあそび授業
11月24日と26日に、1年生のクラスで「ことばあそび授業」行いました。
授業では、名前遊びやカード遊び、おべんとうクイズなど「ことば遊び」を通して、言葉を「音のつぶ」で捉える学習を行いました。言葉を「つぶ」で捉えることで、音韻認識を養います。
子どもたちは、手拍子をしたり、体を動かしたり、言葉の音に耳を澄ませたりして言葉を全身で感じ、楽しんでいました。
休み時間や家庭でも言葉遊びを楽しんでほしいと思います。
番組紹介
7月31日(金)、日本テレビでコミック原作の映画『聲の形』が放送されます。
日本テレビ 金曜ロードSHOW「聲の形」
7月31日(金)夜 9:00〜11:14
https://www.ntv.co.jp/program/detail/?programid=20202CAA
番組紹介ページ「日本テレビ 金曜ロードショウ シネマクラブ」
https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20200731
映画『聲の形』公式サイトは、
http://koenokatachi-movie.com/
宜しければ、ご覧ください。
番組紹介
6月7日(日)に放映された、吃音とトゥレット症についての番組「僕、変な人じゃありません」(テレビ朝日)が、インターネットで視聴できるABEMA TVで配信されます。
8/1(土)22:30〜23:00
8/2(日)10:30〜11:00
6月7日放映時の番組概要は、添付ファイル、または、次のアドレスにある番組ホームページをご覧ください。
https://www.tv-asahi.co.jp/telementary/backnumber/0023/
飯村大智先生(岡山県にある川崎医療福祉大学リハビリテーション学部 言語聴覚療法学科 助教)が、ツイッターで発信している情報です。菊池良和先生(九州大学)のツイッターでも、飯村先生の同じ内容を紹介しています。
宜しければ、ご覧になってください。
よりよい指導のため
言語指導教室では、月に1度、一ノ宮小教室、福島小教室、本校教室の職員で合同研修会を行っています。今年度は、コロナによる休業のため、今日が初めての合同研修となりました。
初めての合同研修では、前半に「吃音」について学習し、後半は、事例研究を行いました。特に後半の事例研究では、班別に事例をもとにした話し合いが行われ、それぞれ違った視点から指導についての意見が交わされました。どの意見も大変参考になりました。一人で指導を悩んでいるよりも、みんなで話し合い、意見を出し合う方がよりよい指導につながると実感しました。
今日の研修をもとに次の指導に行かしていきたいと思います。
資料を見ながら「吃音」について学習しました。
事例をもとに話し合いました。
班ごとに指導についての意見を付箋に書き、張り出します。
最後に班ごとに出た意見を発表しました。
久しぶりに登場!
緊急事態宣言も解除され、県外への移動自粛も緩和されている状況の中、言語指導教室での通常指導も2週間が過ぎました。
今日は、明日からの天気(雨)に合わせて約半年ぶりに指導で使う遊具を準備しました。「おもちゃを指導に?!」と疑問に思われる方もいるかと思いますが、「遊び」は脳や体の発達を促すのに大変重要です。「言語に関係するの?」という疑問も抱かれるかもしれませんが、言語と脳、体の発育は密接に関係します。(詳いことはまた別の機会に紹介できればと思います。)
もちろん感染防止対策は引き続き十分行い、特に使用前後の手洗いや消毒などは徹底します。
また、今日の研修では、指導で使える教具を作成しました。その使い方や意義についても研修しました。これからの指導に生かしていければと思います。
A.これは、何のための道具でしょう?
Q.これは、自分の声を直に聞くためのものです。
A.これは、何のための道具でしょう?
Q.これは、風を作るための練習に使います。
主に「サ行」「ハ行」の音作りの練習になります。
新キャラクター登場
言語指導教室では、子どもたちに楽しい気持ちになってほしいということから、廊下や玄関、待合室などの掲示を工夫しています。
この掲示を主に作っているのが、週1回保健センターから来ている先生です。元幼稚園の先生と言うこともあってとてもかわいらしい掲示物を作ってくださいます。
今回は、待合室の掲示を新しくしました。
おかげで大変明るい待合室になりました。環境作りも言語の指導を支える大切な取り組みです。あたたかい環境と気持ちで子供たちを迎えたいと思います。
5つのロボットたち にぎやかです。
どんな名前がつけられるかな。
楽しい気持ちになります。
通級開始!
今週15日から通級が開始となりました。
各学校から通級に通う子どもたちが、ぞくぞくやってきました。初めて言語教室に来る子も久しぶりに来る子もそれぞれ明るい表情で素敵な笑顔を見せています。そんな姿を見るととても微笑ましく、うれしい気持ちになります。
また、本校の1年生には、各クラスごとにオリエンテーション「言語教室ってどんなとこ?」を行いました。パペットを使った寸劇や簡単なクイズ、手遊びなどをしました。短い時間でしたが、どの子も目をキラキラ輝かせて、興味津々に話に耳を傾けていました。
図書の時間などを使って、言語教室にいきますが、その時は明るく「いってらっしゃい!」といって、送り出してほしいと思います。