1. 1 平成29年度の取組

投稿日時: 2020/04/07 校長

(1)時間
①登下校時刻の変更
・登校時刻については、7:30に児童玄関を解錠していたが、7:45へと変更し、児童の安全確保や職員の出勤時刻の適正化を図った。
・下校時刻については、夏期は16:30で冬期は16:00としていたが、年間を通じて16:00とし、放課後の業務時間を確保した。

②出退勤時刻の設定
・勤務時間は8:15~16:45であるが、準備や教材研究の時間を確保するために、出勤時刻は7:00以降、退勤時刻は19:00までとした。やむ得ない場合は、前後1時間までの延長を認めるが、20:00以降は全職員が退庁するようにした。

③会議の時間限定と効率化
・職員会議に提案事項は、事前に校長に提出した上で、運営委員会にかけることとした。校長が事前に目を通すことで、運営委員会での指示を徹底した。
・協議事項を絞り込み、次第に制限時間を明記し、定められた時間の中でポイントを絞って提案し、説明の明確化を図った。
・連絡事項は、校務支援システムの掲示板を利用し、会議の時間を縮減した。
・職員会議、校内研修は月曜日の放課後15:00~16:00までの1時間とし、必要最低限の確認と共通理解の場とした。

④学期末事務処理日の設定
・各学期末に2日間ずつ、学期末事務処理の日を設定した。
・学期末事務処理日は給食清掃後放課として、業務時間を確保した。

(2)人
①教科担当制の充実
・専科教員及び学力向上特配を活用し、3年生以上の理科と音楽を教科担当制とした。

(3)環境
①整理整頓の励行
・職員室の机上にはノートパソコン以外は置かないことを原則とし、作業スペースの確保と互いに顔が見える環境づくりを行った。
・ロッカーや棚の中で不要な物を整理し、必要な物の整頓を行った。新たに物を置くことのできるスペースを確保した。
・共有サーバ内のフォルダを、校務分掌表に合わせて再構築した。年度ごとのフォルダ構成としたことで、古い物から順次削除できるようにした。
・パソコンのデスクトップ画面の整理整頓を心がけた。

②職員室の環境整備
・職員室の窓にはレースのカーテンが掛けられていたが、ブランドに変更したことで外部へ明かりが漏れる量を減少させた。また、職員室内も明るくなり、環境が向上した。
・職員の動線を考え、机や書棚、プリンタなどの配置替えを行った。
・電源コードやLANケーブルなどについて使用していないものは撤去し、見通しの良い環境づくりを行った。
③学年会の場所の掲示
・職員室北側の黒板に、学年会を行っている場所を表示できるようにした。
・電話がかかってきたときに、すぐに連絡できるようになった。

④学級だよりの廃止
・毎週発行している学級だよりについては、週の予定表だけにした。学級での出来事については、学校Webページで発信することで保護者へ知らせることとした。

⑤指導案の簡略化
・計画訪問以外の指導案については、略案として、作成時間の縮減を図った。

⑥学校Webページの改善
・これまで、学校Webページは、総合教育センターのサーバへFTP(ファイル転送プロトコル)でアップロードする方式であった。この方法だと、Web作成ソフトがインストールされているパソコンでしかアクセスできないため、担当者の負担となるとともに、更新頻度はとても低い状態であった。
・そこで、総合教育センターで運用管理しているCMS(コンテンツマネージメントシステム)のひとつである「ネットコモンズ」へ、移行することとした。
・このことにより、職員室のどのパソコンからも、更新が可能となり、更新頻度や更新回数が著しく増加し、充実した学校Webページを運用できるようになった。

⑦学校評価の改善
・学校評価の評価項目を、学校経営方針の努力点と一致するよう変更した。
・経営方針に則った方策が立てられるとともに、経営方針の評価・改善につながった。
・評価項目を一人一人の職員に割り当て、評価・分析を行った。それを評価分析シートにまとめ、全職員で共有化を図った。