1. 3 令和元年度の取組

投稿日時: 2020/04/07 校長

(1)時間
①校時表の変更
・月曜日から木曜日までは学級での朝の会を8:20から始めていたが、勤務開始時刻の8:15から始めることとした。
・金曜日のみ業前活動を行い、第3週はボランティアによる読み聞かせを行い、それ以外の週は学年集会または学級扱いの時間とした。それ以外の全校集会や児童集会は、月曜日の清掃の時間に行うこととした。月曜日は清掃がないことから、普段から学校をきれいに使うよう意識化を図ることが必要である。
・業間休みは25分から20分に縮小し、1・2校時、3・4校時、5・6校時の間を5分から10分に拡大した。このことにより、教科担当制を行う上で、教室の移動や授業準備にゆとりが生まれる。
・時数確保のために、木曜日の6校時はクラブ・委員会ではなく、教科の授業を行えるようにした。クラブ・委員会は月曜日の6校時に行うこととした。
・職員会議・校内研修・生活指導委員会は、月曜日の放課後に1時間以内で行うこととした。
・運営委員会は木曜日の6校時に固定し、出席する職員は空き時間となるよう時間割を工夫した。

②夏季休業中の水泳指導の縮減
・暑さ対策から、夏休みのプール指導の回数を大幅に縮減した。
・今まで行ってきた希望者による水泳クラブを拡充し、各学年数回程度、教員が指導することとした。
・保護者のプール監視は廃止し、心肺蘇生法の講習会も行わないこととした。

③運動会の半日実施
・学習指導要領の全面実施に備え授業時数を確保すること、熱中症予防のための暑さ対策をすること、今後の児童数減少へ対応することすることを目的として、運動会を半日で実施することとした。
・6年生の組み立て体操や新入学児競争は行わない、低学年・中学年・高学年ブロックで演技を行うなどの工夫を行い、全体的な縮減を図った。

(2)人
①教科担当制の拡充
・学力向上特配を活用し、教科担当制の拡充を図った。具体的には、3・4年生で2教科、5・6年生で8教科を教科担当制とすることができた。
・学力向上特配を専科として活用したため、5年生は119人が3学級編制(40人・40人・39人)となった。このため、学級事務が多くなることから、SSSは5年生担任が優先的に活用できるよう配慮した。

(3)環境
①職員室書架の活用
・職員室後方の書架は、これまで学年で使用してきたが、整理することで大幅に空きスペースをつくることができた。
・空いたスペースを活用して、今までバラバラに置かれていた分掌のファイルを一括して置けるようにした。
・上段には今年度のファイル、下段には前年度のファイルを同じ順序で配置することで、いつでも、誰でも、見ることができる環境を整えることができた。

②学校預かり金の口座振替化
・10月から、学校預かり金の口座振替を実施した。これで現金での集金はなくなり、学級担任の集金業務はすべて軽減された。
・修学旅行費と卒業アルバム代については、4年生と5年生の時に積立を行っていたが、これを廃止し、保護者が業者へ直接振り込めるよう調整中である。

③夏季休業中の宿題の精選
・これまで、学年に任されてきた夏季休業中の課題について、全校で統一することとした。
・内容を、基礎基本、主体的学習、コンクールへの挑戦の3つに絞った。
・夏季休業中前に、児童各自が「夏休みの学習計画」を立て、主体的に取り組めるよう配慮した。
・2学期始めの事務軽減につながった。

④夏休み作品展の廃止
・夏季休業中の宿題を精選したことで、夏休み作品展は廃止した。代わりに、各学級や学年で「夏休みの成果発表会」を行い、自分の取組について発表する機会をもった。
・作品展の準備や片付けなどの、負担軽減につながった。

⑤学校だより配布の工夫
・学校家庭地域連携会議において、「学校だよりは回覧しているので、個人への配布は行わなくて良いのではないか。」という地域からの声により、学校だよりは希望配布制とした。希望者は3分の1程度となったため、配布の負担軽減につながった。
・連絡児童が持参するのではなく郵送としたことで、児童及び家庭の負担を軽減した。